初めての熱性けいれんはビビる!
数ヶ月前に次男が風邪を引いた際に、熱性けいれんになりました。症状としては、妻が抱っこして座っている状態のときに、意識を失い、白目をむいてました。
初めての経験であり、正直めちゃくちゃ動揺しました。救急車を呼び、待ってる間に顔色が悪くなり、泡を吹きはじめました。このまま亡くなってしまうのではないかと父は泣きそうになっていました…。しかし、救急車に乗り込み少し時間が経つと意識が戻り、10分後ぐらいに病院に着いた時には立ち上がっていました。
長男も熱性けいれんを引き起こしたことがあり(私は仕事で不在していました。)、妻は2回目の経験だったのですが、それでも焦ったようです。
いろいろ調べてみると、熱性けいれんの種類や対処法等がありました。再度起きたときの為に、情報をまとめてみました。
熱性けいれんとは、38℃以上の発熱に伴って起きるけいれんのことを指すそうです。生後6ヶ月~5歳の乳幼児期に発症することが多いとされており、発症率は7~11%ほどと言われています。
発熱していた子どもが、いきなり意識を失い震えだすと、焦ってどうしたら良いか分からないと思います。また、救急車を呼ぶか迷うと思います。以下、対処法等です。
1 けいれん時の対処法
(1) 衣服を緩める。
(2) 抱きかかえず、平らなところに寝かせる。
(3) 嘔吐や口の中に固形物がある場合は、顔を左に向け、気道が詰まらないようにする。
(4) 口や鼻の周りの吐物を拭き取る。
(5) 診察時にそなえて、けいれんの様子(左右差)や持続時間、体温などを確認しておく。
2 してはいけないこと。
(1) 身体を揺すらない。
(2) 「舌を噛まないように」と口の中に物を入れたりしない。(熱性けいれんで舌を噛むことはほとんどないそうです。)
3 病院に行くか救急車を呼ぶかの判断基準
(1) 救急車を呼ぶ。
ア 5分以上けいれんが続く。
イ けいれんが終わったが、その後も意識障害が続く。
(2) 病院へ行く。
ア 38℃より低い熱でけいれんを起こした。
イ 体の一部または左右非対称なけいれんがある。
(3) 判断しにくい場合
小児救急電話相談(#8000)に電話相談をする。
以上が対処法等です。
熱性けいれんが起きるとかなり動揺してしまうと思います。しかし、やはりまずは落ち着くことが大事のようです。そして、五分以上けいれんが続くなどしたら、迷わず救急車を呼ぶ必要があるそうです。
また、兄弟に熱性けいれんになった子がいる場合は、熱性けいれんを起こしやすいそうです。
いざという時に冷静に対処できるよう、以上のことを覚えておきたいですね。